mokpo
http://www.mokpofestival.com/
http://tour.mokpo.go.kr/home/tour/
http://seafountain.mokpo.go.kr/


世界でおおよそ50人ぐらいのための
とても限定的な全南うなされ観光ガイド
オールナイトモッポ

シャイな海風とガチンコヤクザ、そして芳しいホンオフェの腐敗臭香るエキゾチックシティー、その名はモッポ。ちかごろスイーツな日本人老女やほぼ健全な一般観光客、そして一部の怪しい変わり者の間で全羅南道モッポ(Mokpo.木浦)を旅する人々がなぜだが急増しているのだという。帝国の残滓、港町人情、美しい島々や遠浅の海に思いをはせ、韓国の原風景を求める心の旅…どうやらそんな脱日常への憧憬を叶えてくれるのが、ソウルからKTXで3時間足らずぐらいの韓国を代表する中規模港湾都市モッポであるらしいのだ。

……明治30年頃に開港された木浦は務安半島の突端、栄山江の右岸に位置し、市西方の儒達山と島嶼約千数百にもなる多島海を臨む観光資源に恵まれた町。開港当初は南部の地味な貿易港のひとつであったにすぎなかったが、日韓合邦後に米、綿花など、全羅平野で獲れた作物を内地に送り込むための収奪拠点として昭和以降めざましく栄えるようになった。木浦には「日帝の残滓」がいまもなお数多く残っており、強制占領の悲しい歴史をいまもなお色濃く残している……

とかなんとかわりと適当なことが大抵のガイドブックにはもれなく謳ってあるので、モッポ旅行の際にはみなさん斜め読みでもしてせいぜい参考にするといい。

mokpo25

ところでま、じっさい木浦駅の西南の方角、地名で言うと万戸洞あたりから港の水産市場界隈までの間にかけては、たしかに古ぼけてはいるが歴史の重みを感じさせないわけではないイヤーな存在感ある建物が数多く残っており、住人と思しきおばあさん(雪のふる冬場でも道に椅子を出して夕涼みするような気骨のあるおばあさん)に「これは敵産ですか?」と聞くと、

「まあたしかにこのへんは日本人の家だったのもあるけどよ、朝鮮戦争のあとに急造でつくった小屋がそのままボロ屋になってるだけの場合もあるから注意したほうがいいぜアイーン、いったい大東亜戦争終わってから何年経ってると思ってんだ?若造イマジネーションないねアイーン、ところで女いらないの?女買ってけ若い女いるぞイーン、水がよくでてシコシコだぞアイーン、嫌なのか総角?」と念入りに教えてくださるんだが、あまりにおばあさんの言葉遣いや表情が険しいのでひょっとするとおれの敬語の使い方が間違っていておばあさんの機嫌を悪くしたのかもしれん。やれ、もっとべんきょうせねば。

12951

しかしながら昨今点数ばかり増えてきた韓国旅行のガイドブックの中にはけっこういい加減なものが多いので、みなさんあんまり中身を鵜呑みにしないほうがいい。10年前の情報をそのまま載せていたり、ソウルや釜山以外のページは適当にお茶を濁しているケースや交通事情がデタラメなものもよく見かける。特に◯◯◯発行の「◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯」はひどい。カネを出して買う価値はないだろう。廃線になって7~8年は経つ鉄道路線がいまもマップに掲載されていて(既に線路さえ撤去されて久しい。しかもけっこうメジャーな都市)内容を信じて旅行に出向くととんだミステリートレインの乗客にもなりかねない。列車で旅していて途中でいきなり線路が消失している!などという予期せぬ体験がいとも簡単にできてしまうからだ。木浦文化院が移転したことすら気づいてない様子だしまことに残念だ。ガイドブックのくせに。

ところで鄭銀淑という
韓国人女性ジャーナリストが2005年に出した「韓国の昭和を歩く」(祥伝社)にも木浦の町の風景がわりとくわしく語られている。この本の読みどころは昭和時代が香る韓国の遺物巡りという希少テーマであることもさることながら、取材に同行した「中年の日本人助手」をまるで木偶の坊扱いしてはばからない理解を超えた非情さや、恨み多い36年の不幸の軌跡を目の当たりにした被支配者としての韓国人女性の「いじらしい」愛国者ぶりが直截的なセリフとして随所で思わず口をついて出てきてしまうようなところである。「腹の出た中年」助手(カメラマン)は歴史認識に徹底して疎い魯鈍な人物設定があたえられ、作者の微妙な居心地の悪さをあくまでも理解してはいないふうであり、おそらく作者の鄭は神経質なまでに厳しくその事態を断定してやまず、かえってそれが「けなげで一途な」一韓国人女性のナイーブな相貌を控えめに浮かび上がらせてしまってもいる。計算してやってるなら相当なタマだw。まあ木浦を旅行しようとする中年男性旅行者はひまで未読ならばこの意外な名著をぜひとも一読し、仮想の公主と下僕の人間関係に感情移入しながらマゾ的な韓国昭和探し道中をたのしんでみるのも一興。読んでて内臓に響くところも部分的にありカネ出す価値のある本だ。

小森アレキサンドル



Herb Alpert & The Tijuana Bras - Bittersweet Samba



韓国成人観光掲示板「スーパーコリアステーション」旧ログより
投稿者 535さん


一年くらい前だけど、木浦の三鶴路、海のそばね、夜あのへんに屋台が出るでしょ。
そこに一軒だけ”おでん”って日本のちょうちん掲げてる店があってさ。
もちろんオデンだけじゃなくて炒め物やらなんやら居酒屋的なんだけど、
まあそこで飲んでたら女の乞食さんがいたのよ。

最初、店の給仕のおばさんかと思ったら、
身なりも良くなくて汚いジャージみたいの着てて髪ぼさぼさで、
へんな紙袋に明らかに使い古しの櫛とか手鏡とか生活雑貨を詰め込んでる。
それを屋台の女将にむりやり売ろうとするわけ。

当然そんなの汚くて買うわけないから、おっぱらうんだけど、
お金を1000ウオンとかやらないと帰ろうとしないんだ。
そんでいつまでもウロチョロ居座ったり、客にちょっかいだしたり、
オデンのスープを勝手に飲んだりして最後は女将にこっぴどくどやされる。
よく見ると顔は汚れてるけど、まだそんなに歳いってるふうでもないし、
30代くらいで、どちらかというと顔つきも可愛らしいといや可愛らしいし
150センチないくらいの小柄。
ただ頭は完全にいかれてる。

それを女将が営業妨害だとか喚いて、
棒で思いっきり背中叩いたりひどいと飛び蹴り入れたりする。
そんでそばで見てた客が取り成して、すこし金握らせて帰らせるんだが、
そのやりとりを延々とあちこちの屋台で繰り返してる。

そのたびに凄く傍迷惑なことして屋台の連中から暴言浴びせられて容赦なく殴られ蹴られする。
若くてごつい感じのお兄さんが手加減なしでビンタして2mくらい吹っ飛ばされてようやく逃げていく。

面白いんでずっと見てたら、 100mほど先の交差点で喚きまくってたのはいいんだが、
運悪く赤信号で猛スピードの車にまともにバゴーンって凄い音してぶつかって、、、
あ、これは死んだな、、と思ったらその女、
交差点のど真ん中にひっくり返って幼児みたいにワンワン泣いてるだけで全然平気なの。
それを数十人の客が笑って見てるの。


モッポはそういう女のいる港町なの。。。



オールナイトモッポ

その2、その3などにつづく・・・


関連エントリー
『モッ・チャッ・サ』木浦を訪ねる人びと、オールナイト・モッポその2





 

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  • Kim Myung-Gon Sound Vol.1
    23 tracks, total time: 1:49:47

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    Round And Round - Nami 1985
    Got To Give It Up - Sarang Gwa Pyunghwa 1979
    Shake Your Booty - Sarang Gwa Pyunghwa 1979
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    Birthday - Garam Gwa Mae 1978
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    The Rain Pours Down - Sarang Gwa Pyunghwa 1979
    Silent Night Holy Night - Seoul Nageunae 1976
    Jingle Bells - Seoul Nageunae 1976
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    A Day Of Sunrize - Seoul Nageunae 1976
    Balloon In My Heart - Seoul Nageunae 1976
    NoNoNoNoNo - Ha,Soo-Bin 1992
    Rose - Sarang Gwa Pyunghwa 1979
    Dokdo Is South Korea Land - Jung,Gwang-Tae 1982
    Ave Maria - Sarang Gwa Pyunghwa 1978




    All songs arranged & performed by
    Kim,Myung-Gon (1952-2001)



    https://soundcloud.com/koreastationnouveau/sets/kim-myung-gon-sound-vol-1







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