変態的獣肉欲に満ちた人々による
筆舌に尽くしがたい極限陵辱プレイの数々


廃物を利用した食材としてのホルモン…屠畜場や食肉工場の産業廃棄物である糞詰まりの悪臭紛々たる腸を塩もみしてからメリケン粉でしごいて洗うことによっておいしいホルモン料理に仕上げてゆく…被差別部落や奄美・琉球出身者との共通食材をあえて朝鮮料理の技法で調理する「ものを組み合わせる術」…

―――「在日音楽の100年」 宋安鍾

モツが嫌いだ。昨今モツが嫌いだと公言するにはなかなか勇気がいる。その理由は最近わけもなくモツが必要以上に幅をきかし、偉そうに世間一般のスタンダード食みたいに振舞っているからにほかならない。そのうえなんだかよくわからんがモツ鍋やらホルモン焼きやら年柄年中食べたがる奴が不思議と俺の周囲にぞろぞろいて困る。こいつら頭おかしいんじゃないかとも感じる。「ねえ、いちおうモツ食っとく?」「おお、いちおモツ食っとこうか」みたいな会話が今日もニッポンのあちこちや俺の周辺で飽くことなく交わされ、図に乗って店もぞろぞろ出来てきたようでとっても欝な気分になる。

いったい日本人はいつからこんなにモツが好きなってしまったんだろう。身も心も食習慣もいまやすっかりキバ民族仕様なのか?本来はひもじい人人の悲しい食べ物だったくせに、妙にここんとこモツがでかいツラしてのさばっているのが俺にはどうしても納得いかない。なんだって皆はモツをこれほどまでに愛してしまったのか。臓物だぞ、あれは。獣の内臓だ。うんこが詰まっていたグニグニした肉の管やら、おぞましい血みどろの臭い臓器やら、あんなもん煮たり焼いたり君たちよく平気で食えるもんだと思う。まともな人間がほんらい食うもんじゃないだろが。ああなんだかまたぞろどこかに投書してやりたくなってきた。

雑誌やテレビやネットに昨日今日踊らされて皆が喰い始め、すぐに飽きちゃうのならともかく、このところのモツは相当な濃度とスピードでわれわれ日本人の食生活に深く浸透し根付いてしまっている気配すらある。いまや道を歩けばモツ屋の看板は公衆便所の数より多く見かけるほどだ。敢えて訊きたいが、キミたちは食われる獣たちの気持ちを少しでも考えたことがあるのか?己の肉を切り刻まれて食い滅ぼされた挙句にまさかゾウモツまで引きずりだされ、完膚なきまでに食べ尽くされる獣たちのその気持ち。幸せに牧場で草をはんでいたのにある日突然…これはもはや人間による変態的獣肉欲に満ちた食の陵辱プレイという言葉にいいかえてみてもいい。ヒトの尊大ぶりここに極まれり。近頃じゃあまり食われることもないゆえの人類の傲慢。



by ORIENTAL FUNK STEW -
SUPERSONIC
feat.Sugar Flow


ま、俺だってたしかに人付き合いで仕方なくモツ食いにでかけざるをえないことはある。しかしもうそろそろ無理してモツと付き合いをつづける必要もないんじゃないかと思うね。限界だ。きっぱり縁を絶ちたい。だって嫌いなんだもん。きっと俺同様に日頃つねづねそう思いつつも、職場や家庭での局所的メジャーな狂った嗜好性に影響され、モツに対する嫌悪が鈍麻してしまった気の毒な人々も少なからずいるものと推測する。それはまさに昨日までの俺。昨日も嫌がる精神に鞭打って田中や佐々木や佐々木の嫁や佐々木の嫁の友人の知らない女の人と田端の某まで朝鮮モツ焼きを否応なく喰いにでかけたが、やはりそれは紛れもなく俺にとっての悔いに通じた。だからいいからよー、もーいいからそろそろお前らモツを嫌いになれ。なんでそんなにモツ好きですかキミたちは。だって俺もうモツ悔い(구이)に行きたくないんだもん。ノーモア・モツ。ガッデムニッ。

肉体の約束 キムギヨン 1975

肉体の約束

斎藤耕一、李晩熙のグロテスクな翻案、邪さと黒い諧謔が乱舞する怪人キムギヨンによる名品。列車移動最中の時限付き性愛と食堂車でのブニュエル風悪趣味な晩餐シーンにうなされ、三十路キムジミの熟した裸体にめまいする。70年代ソウルの高級茶房のホステス売春事情や南大門裏会賢洞一街あたりの連れ込み旅館街界隈の風俗など、背景地として登場するいくつかのソウル悪場所のたたずまい及びその変遷史を確認するうえにおいても案外見逃せない映像資料。韓国エロマニアにとっての必見度はきわめて高いだろう。まさに韓国肉欲映画史におけるコリコリでシコシコなモツ。体力に自信ないやつはキャべジンを準備して視聴にのぞめ。


「へへん、あれ、キミはモツが嫌いですか、うまいですよモツ、コリコリしててシコシコしててたまらんですよガハハ」「あれキミどうしてこんなに美味しいモツ食べません?なんかキミいかにもモツ食いそうなタイプだと思っていたけどこりゃまた意外だわ、ゲヘヘヘへ」などと言われて、ヤニじみたオッサンとかに舐められるのが我慢ならず、そのうえ誘われると無下に断ることもできないたちで「自分、モツとか平気で食っちゃう輩っすもんねー」と相手が抱く俺に対するネイチャーな感情を害さないよう、ちゃんと心遣いしちゃうのが普段の俺だったんである。くやしい。ある人はそれを小心と呼ぶかもしれない。でもほんとはイヤ。モツの顔すら見たくない。こう見えても俺、けっこう無理をして生きているふしがなきにしもあらずだ。いっそこの場を借りて、自分自身に嘘をついてることに対し誠実に反省をしたい。

そうして、モツ食いに行きたくないのにモツ喰い場へと半ば積極的に引きづられ、鍋がでてくるやいなや待ってましたとばかりに、きょくりょく咀嚼しやすそうな無難な断片を鍋から箸で拾いだし、おおむね口の中で慎ましく転がしたあとに充分口中コリコリな食感を堪能したふりしながら、おそるそうるなるべく食道粘膜にいやな感じが残らぬよう一気に飲み込む自分の所業を悔い改めたい。こう書いてて我ながら情けない。

milukim
Miru Kim

臓物色の昼下がり…
清楚で妙齢で美しいご婦人、
獣肉セクシャル一体感
の発露に

バタイユ君もびっくり

でもま、若い男に関してモツをもりもり食う豪快でタフネスなナ井スガイ的印象は一般的にはひじょうにもてはやされるのは確かだ。エネルギッシュで馬鹿力だけが取り柄で、ささいなことにはオイドンこだわらないですたい的パブリックイメージを与えるのも否めない事実。だがかえってそれゆえに俺は「けっこう僕ってモツ好きでさ」とか臆面もなく言いふらしてはばからない馬鹿みたいに何だって食っちゃう育ちの悪さ百パーセント剥き出しの、仕事もろくにやらないくせにモツばっか食っておすまししている奴を見ると、その緊張感のうせた惚け面を正義の鉄拳でいちど殴ってやりたくもなる。しかしながら油断ならないのは「わたくしモツが好き好きでダイ好きでおほほほほ」などと言い出す清楚で妙齢の美しいご婦人もいることであって、これには直情的に暴力に訴えにわかに暴れだすのもいささか気がひける。

そのうえそういった清楚で妙齢の美しいご婦人に限って「モツでもなんでもモリモリ美味しそうに食べる男性がわたくしは好き」などと目をキラキラさせるものだから俺とてそうそううっかりはできない。でももう遅かった。俺はすでにモツときっぱり決別した反モツ原理主義個人主義者だ。どいつもこいつもいい加減目を覚ませ。繰り返しになるがモツって獣の内臓だぞ。ぐにゅぐにゅしててぬるぬるしててつかみどころがなくて、あれこれ節操なく消化したり黒い胆汁ビュービュー吐いたりうんこつくったりする臓器なんだよ。臓器食いだよキミ達は、単純に申して。モツってゾウモツのモツだからな、お嬢さんわかってんのかな。妙齢なご婦人も清楚なお嬢さんもかつて獣のうんこ製造用だった臓器を適当に焼いて口のなかでくちゃくちゃやって、己のはらわためがけてアルコールなんかと混ぜこぜにして、妙齢で清楚な腹の中に一緒くたに流し込んで、さらには己の清楚で妙齢な酵素を分泌して分解して消化して、さらにさらには己の妙齢で清楚な小腸や大腸でうんこにして日夜恥ずかしげもなく外部に垂れ流しているとゆうわけだ。この、食われる獣と食う人間との悪魔的極限セクシァルな一体感。下品すぎて顔が赤くなるネこれは。妙齢で清楚なくせに。

韓国美少女の
マンゴー果汁したたる核心のまわりは
いままさに
野放図な剛毛でだらしなく覆われて…


そんでまたとってつけたようにありがちな例えでもうしわけないが、俺にとって、韓国ソウルに旅行してもっともウンザリしてゲンナリしちゃうこととは、牧場でおっとり草でも食んでいそうな可憐な風貌の韓国の美少女(たとえばアイユーちゃんエーピンクナウンちゃんのような)さえもが、市井の薄汚いモツ屋でモツを自ら注文し心おきなくガシガシ食いのめす野蛮な光景を頻繁に目撃しちゃうことである。

yunbeka
昨年末うっかり間違えて鶯谷の魔窟に迷い込んだものの俺が慌てて2日で無理やり追い返した清楚で可憐なソウルの看護学生・尹白亜(ユン・ベガ)さん91年生仮名、もそういえばモツが好きなお嬢さんだった。根津の愛玉子でチークリームを食わしてやったのはいい思い出だ。ああ清楚で可憐な白亜のマンゴークリーム早く食べたくて食べたくて。腐敗する前に。

マポやらイデやらあたりの裏通りで獣肉を炙るくさい煙にまみれながらも、虫も殺さぬ美少女たちがいまだ生焼けで黄色い泡すらぶくぶく噴いているような肉片をためらいなく次から次へ口に運んでいる光景。これにはひどく裏切られた気分にさせられる。まさに異国、異文化との不意打ちの遭遇だ。膝を砕かれ二度と立ち上がれなくなるほどの衝撃だ。日が暮れてそろそろとっておき甘いマンゴーの果肉を食べようかと可憐な美少女の可憐なYゾーンをおずおず広げてみたところ果汁したたる核心のまわりが、よくぞここまでとばかり、野放図な剛毛でだらしなく生い茂っているのを目の当たりにしてしまったときに匹敵するほどの大きなショックだ。さすがにうまれてきたことを後悔しそうになる。いやはや、これはいっぽん取られましたって思わずお詫びしたくなります。

ぐえーへっへ


まんご
まんご

追記/みょんどん君のおすすめソウルな
ジューシーマンゴ体験

ソウルで思わず
甘くてジューシーなマンゴの果肉
ついつい食べたくなっちゃたら
迷わずここに行け。



MANGOSEX








 

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    6
    • 僑胞's comment
    • April 04, 2012 00:22
    • >以上のどれかよ
      この一行で思わずニヤケました!
      しかし、センマイとミノの由来、何人かのチングに自慢したからには
      「面白い話を殆ど人の為に真実の話」
      YES!
      楽しいコメントこれからもブタカミダ!
  1. 5
    • へべれけ's comment
    • April 01, 2012 00:10
    • 僑胞さん
      「事実と虚構の横隔膜一枚分の話」
      「氷と水で9割の25度焼酎1割のハイボール」
      「面白い話を殆ど人の為に真実の話」
      「ぜんぶ黒だが白と信じなさい」
      以上のどれかよ。
  2. 4
    • 僑胞's comment
    • March 30, 2012 11:34
    • へべれけさん、はじめまして
      センマイとミノの由来は本当ですか?
      センマイ刺し、味わい深いですね(笑)
  3. 3
    • へべれけ's comment
    • March 29, 2012 23:39


    • [big][big][big][color=#F00]ぞうきん千枚使っても糞落せん。
      だから「センマイ」
      開いて蓑傘、蓑虫、みのもんた。
      だから「ミノ」
      [image]http://pds2.exblog.jp/pds/1/201012/27/14/e0171614_10274096.jpg[/image]
      捨てる臓物だから、(大阪弁で捨てるは「放る」「ほかす」)
      「ホルモン」
      間違っても体内分泌物質ではないのよ。
      ドーピングは関係ないわよ。
      ほんとに、養豚場の匂いや屠場の匂いを嗅いだことがあるなら
      もう脳髄をだらんと、鼻たらししそうな修辞だわね。
      あたしの周りは、幼い時から梁石日の世界、開高健の世界が日常
      だったんだわ。だから、逆に家畜の臓物を「モツ」と言った時から
      胡散臭い、うんこくさい、いやらし目を持つ
      大衆洗脳広告代理店のもつ根性を、合わせ鏡と同じくらいに
      嗅ぎ分けていたのよ。きれいなタレント志望のおねいちゃんが
      そんなのを大口あけて食べたいたのを、幼い頃から見ていた側からすると
      ノータリンな昨今の「モツ」のバイアグラ一物文化なんか、実態を伴わない
      犬の散歩の糞並だわ。
      日本人が・・・?
      大阪や京都の人間はそんなの普通よ。ほんとに。
      たまにわかんない振りをしてるのは、やんごとなきお方のおつきか
      その子孫だっていうことに切り込まないのは、肝ないケンチャナ・メディアぐらいのものよ?
      しかし、かっこつけてる御仁ほどホントに肝が、モツなみにすわっていないのは何故に?
      あたしがきれいに処理して、いただくわ。
      マンゴーは今でもいいものはお高いわよ。[/color][/big][/big][/big]

      [image]http://www.kanjuku-mango.com/list/moku%5B4%5D.jpg[/image]
  4. 2
    • 명동군's comment
    • March 28, 2012 22:27
    • コメントありがとうございます。
      コメントをくださるのでブログやりがいありますね。
  5. 1
    • 僑胞's comment
    • March 28, 2012 13:37
    • こんにちは
      今回もみょんどんさんならでは文章にニタニタしながら拝見しました。
      が、暫くホルモン見るのもイヤになりそうです。
      が、今から鳥の脚でチャミスルやっつけて、パイパンポジもやっつけてきます!
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  • Kim Myung-Gon Sound Vol.1
    23 tracks, total time: 1:49:47

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    Rose - Sarang Gwa Pyunghwa 1979
    Dokdo Is South Korea Land - Jung,Gwang-Tae 1982
    Ave Maria - Sarang Gwa Pyunghwa 1978




    All songs arranged & performed by
    Kim,Myung-Gon (1952-2001)



    https://soundcloud.com/koreastationnouveau/sets/kim-myung-gon-sound-vol-1







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